すべての道が塞がれたと思っても
必ずどこかに抜け道はある
何も見えなくなったと思っても
必ず微かに見えるものがある
もうダメだと思う前に
静かに呼吸をしてとどまってみる
爆発する前に
目を瞑って空っぽになってみる
人生はやり直しがきくんだ
山に登る道はいくらでもあるんだ
それがどんなに遠回りだとしても
迷子になったように見えても
間違った道を歩いているような気がしても
そこへ行こうと思っている限り
いつか
自分の足で
そこへ辿りつくことができるんだ
風が通り過ぎるように 私もこの世を通り過ぎる。誰かに出会い、何かをシェアして、泣いたり笑ったり怒ったりしながら、流れる時にさえ気が付かない。そして時々フッとわれに返り、ひとり空を見上げ、自分の来た道がすべてこの空の下にあったことを思う。どこにいても、私は私だった。この先、どこをどう通ってどこに行くのだろう。流れる風に身を任せ、髪をたなびかせ、目を瞑る。耳を澄ませると、感じるように聞こえてくる魂の叫び。ああ、私が風になっていく・・・。
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